お知らせ

仲林教授グループがICCEで最優秀技術設計論文賞を受賞

   より良いeラーニング環境の研究開発に取り組んでいる放送大学ICT活用・遠隔教育センターの仲林清教授が、ICCE(The International Conference on Computer in Education 、教育におけるコンピュータ活用国際会議)の最優秀技術設計論文賞を受賞した。
 受賞論文は「拡張可能な学習者適応型環境の設計と実装」で、同センターの葉田善章准教授、森本容介助教との共同研究。12月2日、香港で開かれていたICCEの年次大会で表彰された。

  仲林教授は個々の学習者に適した学びを実現するための研究を続けてきた。従来学習コンテンツを用いた独習型eラーニング環境では、学習機能をシステム側で制御してきた。このため、学習者の要望に応じた新たな学習機能の追加を繰り返していくと、システムが複雑化、肥大化し、その結果、既存のコンテンツが動かなくなるなどの不具合が発生することがあった。そこで仲林教授は、機能の追加、拡張などを行う場合に、システムとコンテンツの仲立ちをする「教材オブジェクト」という概念を取り入れた。教材オブジェクトによって、システムを変更せずに機能の追加ができると同時に、オブジェクト同士の連携を図ることで、より豊かな拡張性を実現した。これにより、教材を共有するために必要な相互運用性を維持しながら、教材の自由度を増すことに成功した。

  仲林教授は「教材の共有と教材の自由度の双方を満たす環境を目指して、15年以上前から取り組んできた。受章は思いがけないことだったが、うれしい。教材オブジェクトを協調学習、学習者同士のコミュニケーション充実にも広げてゆきたい」と話した。

授賞を喜ぶ仲林教授(左)

授賞を喜ぶ仲林教授(左)

ページの上部に戻る